Debian on IBM ThinkPad365X
第7章:インターネットに接続(その1)

第1版 1998.03.21


 さて、前章においてWindowsサーバーが動き始めました。が、その後ルーターを経由してインターネットに接続できるようにした方が何かと便利だと思ったので、ファイルサーバーより先にこちらの設定を行なうことにしました。

 基本的にはPCMCIAのEthernetカードは認識している訳ですからルータまでの通信は既に出来る様になっています。しかし、ルータから先にアクセスするためにはDNSが引ける必要があるのです。現在の私の環境ではプロバイダとの間にはMN128-SOHOが橋渡しをしており、ダイヤルアップ接続した後はこのMN128-SOHOに問い合わせれば良いようになっています。

 そこで、DNSの問い合わせは全てMN128-SOHOに向ける様にする必要があります。では、そのようにするにはどうしたら良いか?という事ですが、この辺りはDNSの仕組みを勉強してもらうと判ると思いますが、具体的には/etc/resolv.confファイルに

nameserver 192.168.0.1

という行が有れば良いのです。(192.168.0.1はSOHOのIPアドレスです)

 デフォルトではローカルホストである127.0.0.1になっていると思うので、ここを書き換えれば良い訳です。ところが、今回はPCMCIAカードを用いている為、実はここを書き換えても無駄なのです。そう、PCMCIAの場合はマシンが起動してからカードが認識され、そのカードによってダイナミックに設定が変えられるのです。では、PCMCIAの場合はどうすれば良いかというと/etc/pcmcia/network.optsというファイルを修正するのです。

 /etc/pcmcia/network.opts

# Automatically configured during Debian installation
IPADDR="192.168.0.10"
NETMASK="255.255.255.0"
NETWORK="192.168.0.0"
BROADCAST="192.168.0.255"
GATEWAY="192.168.0.1"
DOMAIN="home"
DNSSRVS="127.0.0.1" → "192.168.0.1"に変更

これで、自分自身で判らない場合はSOHOに問い合わせに行く様になります。これを一度修正したら後はカードを再度認識させれば上記の変更が有効になり、カードの認識後は/etc/resolv.confファイルにきちんと反映されます。

 これで、世界中のマシンにftp等のアクセスが出来る様になりました。

ところが、ここで問題発生!

 この修正を行なった後、Win95マシンをこのlunaに接続させようとしたところ、このマシンが認識されなくなってしまったのです。どうやら、samba側に接続マシンの認証でDNS参照を行なわれた際「そんなマシンは知らん」となってしまった様なのです。そこで、ローカルマシンだけでも許可するために、手っとり早く/etc/hostsにDHCPアドレスの定義を追加してみました。

 /etc/hosts

127.0.0.1 localhost
192.168.0.10 luna.home luna
192.168.0.1 soho
192.168.0.2 host2
192.168.0.3 host3
192.168.0.4 host4
192.168.0.5 host5
192.168.0.6 host6
192.168.0.7 host7
192.168.0.8 host8
192.168.0.9 host9

するとWin95からでも問題なく接続出来る様になりました。(ただ、これはあくまでもとりあえず接続出来る様になったというだけで、これが正しい姿とは言えないとは思いますけど...(^^;)

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第1版 1998.03.21 初公開