阪神国道(国道2号線)

業平橋(なりひらばし)のある阪神国道は江戸時代からあった道を元に昭和2年(1927年)に幅員27メートル位で、自動車や電車も通れるアスファルトの大道路として完成しまし、やがて自動車の他バスや国道電車も走るようになりました。出来た当時はまだ自動車の数も少なく、業平橋の近くのレコード店から流れ出る音楽もよく聞こえ、御影(みかげ)などの酒造会社の荷車が牛や馬に引かれてのんびり通っていました。石造りの業平橋は道が出来て2年後に作られ、橋の欄干4か所には珍しい照明が付けられて国道電車芦屋川駅のシンボルになっていました。しかし、昭和13年(1938年)の阪神大水害で壊され、今の形になりました。 国道電車は約500メートルに1か所の駅があって人々に親しまれ一日に8万人もの人が利用していましたが、車の増加でスピードが落ち利用者も少なくなり昭和49年(1974年)3月17日に廃止になりました。